悠木碧ゆうき あおい
青二プロダクション所属。2011年『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公役でブレイクして以来、15年近くにわたり主役級として第一線を走り続けている稀有な声優。本来この記事の趣旨は「ここ数年で主役を任されるようになった声優」だが、悠木碧はその枠組みを軽々と超えてくる。デビュー期から現在まで、常に"今"主役を演じ続けているという意味で、別格の存在として1人目に置いた。
🔗 悠木碧 公式X
悠木碧の名を一躍知らしめた出世作にして主演作。普通の女の子・まどかが抱える葛藤と成長を、等身大の声でありながら物語の核心に迫る芝居で演じ切った。この作品以降、声優アワード主演女優賞を受賞するなど、一気に主役級へと駆け上がった。
元エリートサラリーマンの魂を持つ幼女軍人・ターニャを演じる主演作。あどけない外見と、大人以上に冷徹で合理的な内面のギャップを、声の演技だけで成立させている稀有な一作。2026年夏には続編『幼女戦記II』も放送中で、今なお現在進行形の代表作。
異世界で蜘蛛の魔物に転生した主人公を、ほぼ一人語りに近い形で演じ切った主演作。会話相手がほとんどいない中で、モノローグだけで感情の起伏や状況説明を成立させるという、声優としての地力が問われる大役を見事にこなしている。
後宮を舞台にした薬師の少女・猫猫を演じる主演作。毒に目がない皮肉屋な一面と、謎解きに向き合う知的な芝居のバランスが絶妙で、シリーズを牽引する求心力になっている。ここ数年のアニメ界を代表するヒット作の主演として、悠木碧の"今"を象徴する一本。
主人公とレンタル彼女契約を結ぶヒロインの一人、七海麻美を演じる。第一印象のクールさと、内に秘めた強い感情のギャップを丁寧に演じ分けており、シリーズが5期まで続く人気の一端を支えている。放送開始から現在まで続くロングランタイトルという点でも、悠木碧の"今も主役級"を象徴する一本。
羊宮妃那ようみや ひな
青二プロダクション所属。2024年に声優アワード新人声優賞を受賞。繊細な感情表現を得意とし、主人公から個性派キャラまで幅広く演じ分ける若手実力派。
🔗 羊宮妃那 公式X
思春期特有の不器用な恋愛感情を抱えるヒロイン・杏奈を演じる主演作。等身大の揺れ動く心情表現が高く評価されている。
バンドを組む主人公・燈を演じる。感情を言葉にするのが不器用な少女の内面を、静かながら熱を帯びた芝居で表現している。
甘いもの好きで食えない一面を持つヒロイン・小佐内さんを演じる。可憐さと不穏さを同居させた声の演技が印象的な一作。
鈴代紗弓すずしろ さゆみ
アーツビジョン所属。落ち着いた声質を活かした聞き役タイプのキャラクターから、シリーズ主演まで幅広く担当する実力派。
🔗 鈴代紗弓 公式X
結束バンドのドラマー・虹夏を演じる。バンドをまとめるしっかり者の先輩というポジションを、温かみのある声で支えている。
主演作の一つ。繊細な人間ドラマの主軸を担う役どころで、感情の機微を丁寧にすくい上げる演技が光る。
対照的な二人を取り巻く友人キャラ・みゆを演じる。青春群像劇の中で、素直な存在感を発揮している。
夏吉ゆうこなつよし ゆうこ
明るく元気なキャラクターから、独特の間合いを持つ個性派キャラまで演じられる振れ幅の広さが持ち味。ゲーム・アニメ双方で存在感を発揮している。
🔗 夏吉ゆうこ 公式X
タイトルロールのかぐやを演じる主演作。おとぎ話をベースにしたコメディの主軸を、テンポの良い芝居で牽引している。
※Netflix世界独占配信(他サービスでは視聴不可)
タイトルロールを演じる主演作。タバコを吸う猫という一風変わったキャラクターに、独特の間合いで愛嬌を与えている。
感情がすぐ顔(胸の内)に出てしまう忍者・ツバキを演じる主演作。豊かな感情表現がそのままギャグになるという独特な役どころ。
大塚剛央おおつか たけお
アイムエンタープライズ所属。低めの声を活かした静かな凄みと、繊細な感情表現を両立できる若手を代表する実力者。
🔗 大塚剛央 公式X
前世の記憶を持って転生した主人公・アクアを演じる代表作。復讐心と少年らしさを併せ持つ複雑な役どころを丁寧に演じている。
後宮に仕える美しき宦官・壬氏を演じる。優雅さの裏にある腹黒さや葛藤を、多層的な演技で表現している。
妖と人間の関係を描く作品で、重要な役どころの岐兵馬を演じる。落ち着いた低音で作品の重厚さを支えている。
関根明良せきね あきら
アプトプロ所属。2014年のデビュー以来コンスタントに主演を務め、近年さらに存在感を増している実力派。明るさの中に芯の強さを感じさせる声が持ち味。
🔗 関根明良 公式X
13世紀モンゴル帝国を舞台に、知恵を武器に生きる元奴隷の少女シタラを演じる主演作。過酷な運命を切り拓く強さを説得力のある芝居で表現している。
漫画に情熱を注ぐ主人公・相を演じる主演作。創作に打ち込む若者のひたむきさを真っ直ぐな芝居で描いている。
千葉翔也ちば しょうや
爽やかさと熱量を兼ね備えた声質で、青春ものからシリアスなバトルものまで幅広く主演を務める若手を代表する存在。歌手活動も行っている。
🔗 千葉翔也 公式X
陸上部の後輩に恋する主人公・大喜を演じる主演作。等身大の青春の焦燥と初々しさを丁寧に表現している。
戦場に身を置く少年兵・シンを演じる。感情を押し殺した静かな語り口の中に、積み重なる痛みをにじませる演技が高く評価されている。
まとめ
2021年以降、主役級として存在感を放つ声優たちを見返してみると、次の世代がしっかり育っていることが分かります。悠木碧を除く6人は、管理人が特に注目している若手〜中堅の主役級声優。そして悠木碧は、その若手たちの先を15年近く走り続けてきた別格の存在として加えました。世代の違う7人を並べてみると、「主役を張り続ける」ということの重みが逆に見えてくる気がします。ここに載っている作品でまだ見ていないものがあれば、ぜひチェックしてみてください。
この記事はあくまで管理人個人の視点でのセレクトです。他にも注目している若手声優がいれば、XやInstagramで教えてもらえると嬉しいです。